広島PUSHプロジェクト

手軽にできる心肺蘇生(救命処置)の講習会

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ついに桐田寿子さん講演会開催!

11月27日、今まで会員の方々が心待ちにしながらもコロナ禍で開催延期を余儀なくされていた桐田寿子さんの講演会を広島市立広島工業高等学校(以下:市工)で開催させて頂くことが出来ました。

桐田寿子さんは、平成23年に心臓突然死で当時小学6年生の長女、明日香ちゃんを亡くされ、その出来事をきっかけに、さいたま市教育委員会とともに『ASUKAモデル』という『傷病者発生時対応訓練を繰り返し行う事と事故発生時への備えを行うことの重要性を示すテキスト』

の普及活動をしていらっしゃる方です。

明日香ちゃんが亡くなってから、さいたま市教育委員会と協力して現在のASUKAモデル普及に至るまでの経緯やその中で起こった様々な葛藤を赤裸々にお話し頂きました。

桐田さんの生の声は、まっすぐ私達の心に突き刺さり、涙を流しながら聴講されていた方も少なくありませんでした。数ある印象に残るお話の中で特に桐田さんが強調されていたのが、

『心肺蘇生のスキルを身に付けることだけを目的にするのではなく、いざという時に自分を動かす勇気を持てるマインドを育ててほしい。』

というメッセージでした。

また、桐田さんの講演の後には市工養護教諭の緒方先生を中心とした先生方と同じ志を持った生徒さんで立ち上げられた、広島市工3pushプロジェクトの活動をご紹介頂きました。

(活動の詳細は後日別トピックで挙げさせて頂きます)

桐田さんや市工の方々の活動に多くの人が沢山の刺激を受けた講演会となりました。

最後になりましたが、お忙しい中埼玉から日帰りで来広して御講演くださった桐田寿子様、今回の講演開催にあたり快く会場提供してくださった市工の関係者皆様、そして桐田明日香さんに深く御礼申し上げます。