皆様、こんにちは。
広島PUSHプロジェクト代表の世良俊樹と申します。

私がこれまで救急医として従事してきた間に、救命された命、救命されなかった命がありました。大切な人の心臓が突然止まった時、身近にいるご家族、同僚の方の動揺は計り知れません。「まさか身近に起きるとは」「あの時そばにいた自分に何ができたのだろうか」という思いを多くの方々から耳にして参りました。その中で、もっと一般市民の方に心肺蘇生法を簡単に楽しく学んで頂くことが重要と考え、この度、多くの方々のご支援・ご協力を頂き、広島PUSHプロジェクトを立ち上げるに至りました。

大切な人がもし倒れたら、その時、そばにいる人ができること・・それは完璧でなくてもいいのです。

「そばにいるあなたしか、救えない命があります」

ぜひ、PUSHコースに限らず、心肺蘇生・AEDの講習を受けてください。

PUSHプロジェクトは、心臓突然死を救うために一番大切な胸骨圧迫とAEDの使い方を、短時間(45～50分)で多くの人に学んでいただく活動を行い、学校や企業、地域への普及を目指しています。

広島PUSHプロジェクトは、あなたとあなたの大切な人が、安心して生活できる社会を目指し、微力ながら活動をしています。

2018年6月1日
広島PUSHプロジェクト代表（県立広島病院救命救急センター）　世良俊樹

氏名：世良 俊樹
所属：県立広島病院 部長
専門科：救急科